アイルランド・Trinity College Dublin (トリニティ・カレッジ・ダブリン)MBA留学日記 (2015-2016)

Trinity College Dublin MBA生(Class of 2016)のBlog。MBAに限らずアイルランドの大学・大学院に正規留学する方に役立つと思われる情報を提供します。古くなっている情報もありますので、必ずご自身で最新情報を確認してください。

アイルランドの治安とリスク管理

ようやくダブリン現地情報編に入ります。まずは最も重要なリスク管理について述べたいと思います。

 

1.アイルランドの治安
在アイルランド日本国大使館のホームページにある通り、アイルランドは総じて治安はよい部類に入ります。人も親切でバスでお年寄りや子ども連れの方に皆が席を譲る、バス等でも隣の人に気さくに話掛けられる等アイルランド人は温かい人柄であると感じます。ただ、スリやひったくり等の軽犯罪については注意すべきです(これは他国でも同様)。特にiPhone等のスマホを街中やバスで利用していると、ひったくられるということをよく耳にします。換金性の高いもの、高額の現金(ほとんどの店はクレジットカード、デビットカードで支払いがOK)、パスポート等は必要がない限り持ち歩かないもしくは極力人目に触れることは避ける等気をつけましょう。お金に関しては、ATMが日本のように隔離されておらず通りに野ざらしのような形のところも多いので、現金引き出しの際は周囲に人がいないか注意しましょう。特に暗証番号を盗み見られないように手で隠す等してください。

また、治安のよくないとされる地域には近づかないようにしましょう。もし行かなければいけない場合は、日中・複数かつバス等で行くようにした方がよいでしょう。例えば、ダブリンのあちこちに公営住宅(Council Estate)があります。一般的には公営住宅付近は治安がよくないとされていますので、可能な限り近づかないようにしましょう。公営住宅が密集しているエリアもありますので、家探しの際は対象から外しましょう。公営住宅は独特の形状をしていることが多いので、すぐにわかります。

 

2.リスク管理
(1)日本大使館ホームページ
一番は在アイルランド日本国大使館のホームページです。

在アイルランド日本国大使館のホームページ

 

(2)外務省「海外安全アプリ」
外務省が海外在住者や旅行者等海外にいる日本人に向けて発信している情報です。中でも「海外安全 虎の巻」は海外での注意事項がわかりやすくよくまとめられています。この「虎の巻」は私が前職で海外赴任者向けの研修をしていた時には、外務省HPからPDF版をダウンロードして海外赴任者に配布していました(その当時はアプリはなかったため)。地域情報については各国・地域ごとにまとめられたホームページのリンクにアクセス可能です。スマホユーザーの方は是非インストールしてください。
また滞在中にヨーロッパ各国に旅行される方も多いと思います。その場合は外務省の「たびレジ」に登録してから渡航しましょう。 

 

(3)現地での情報収集
(1)(2)は基本です。しかし最初に述べた通り、総じて治安のよい国であるためか、他国と比べて安全・治安情報についてはあまり精緻ではありません。治安がよくないとされる地域は、地元の人や現地在住歴が長い人に聞けばすぐにわかりますので、情報収集に努めましょう。家探しの際には重要になります。
ただし、アイルランド在住日本人は比較的若い語学留学生、ワーキングホリデーの方も多いので、若い方の情報だけでは判断しかねるものもあります。MBA生や海外駐在者は家族連れの方も多いと思いますので、自分の目で見て判断することはもちろん、現地の一定年齢以上の方(30代半ば以上でそれなりに社会人経験がある人)の情報が確実です。

 

(4)現地人・日本人の知り合いを作る

(3)とも関連しますが現地人の知り合いを作ることが重要です。アイリッシュの方もそうですが、現地に長く住んでいる外国人もそれに含まれます。治安情報に加えて病院やスーパーマーケット等様々な生活情報をいただくことができます。

また日本人においても重要です。何かあった時は最後は同郷の人を頼りたくなるものです。「何かあればお互い助け合う」という気持ちで、自分からも有益な情報があれば提供する等無理のない範囲で交流を図ってみてください。

 

(5)緊急連絡先
以下の電話番号は携帯電話の電話帳に入れておきましょう。
・警察・消防・救急(999 または112)
日本大使館(アイルランドと英国)の電話番号
・クレジットカード・デビットカード、ATMカード等の紛失・盗難窓口
・保険会社の連絡先と保険証券番号

また、何かあった時に備えて、日本人の友人を緊急連絡先として家族に伝える等しておくのもよいと思います。ハウスシェア・フラットシェア以外の方(一人暮らしもしくは家族帯同者)は、近隣の住民の方とも仲良くしておくのもよいでしょう。私は旅行中、AIB銀行からデビットカードが届いたのですが、隣の住民(マラウイ人)と雑談した際に旅行する旨と銀行のカードがなかなか届かない旨を話したところ、届いたカードを預かっておいてくれました。

 

3.まとめ
リスク管理は日頃の注意や心がけが重要ですので、積極的に情報収集を行うと同時にスリやひったくりから身を守るような服装を心がける等、常日頃から注意するようにしましょう。基本的には、アイルランドは治安がよい国であると思います。