アイルランド・Trinity College Dublin (トリニティ・カレッジ・ダブリン)MBA留学日記 (2015-2016)

Trinity College Dublin MBA生(Class of 2016)のBlog。MBAに限らずアイルランドの大学・大学院に正規留学する方に役立つと思われる情報を提供します。古くなっている情報もありますので、必ずご自身で最新情報を確認してください。

はじめに

アイルランド・ダブリンMBA留学日記(2015-2016)にお越しいただき、ありがとうございます。本BlogはTrinity College Dublin (トリニティ・カレッジ・ダブリン)のMBAに2015年9月から2016年8月に在籍した、ある日本人によるBlogになります。本Blogをお読みになる方々に対して、いくつかお願いがございます。

 

1. 本Blogは筆者の経験と私見による情報が中心となっております。したがって、すべての人に当てはまる情報とは限りませんので、ご注意ください。また、VISA等の手続きについてはアイルランド政府や関係機関の方針に従い、その時々で変更になることが多々ございますので、必ずご自身で最新の情報をご確認ください。特に本情報はアイルランドの大学・大学院に正規留学する方向けの情報であり、語学留学・ワーキングホリデーの方向けではございません。

 

2.授業やカリキュラム等学校の状況についてもTrinity Business Schoolによって適宜アップデートなされているため、過去の情報については参考にならない可能性もございます。したがって、2018年1月21日を以ってそれらの情報はすべて削除いたしました。Trinity MBA事務局経由で在校生もしくは直近の卒業生をご紹介いただくことをお勧めいたします。

 

3.質問については、誠に申し訳ございませんが現時点でお受けできかねる状況でございます。また、筆者は既に卒業してから1年以上経っておりますので、今後Blogの更新予定はございません。

 

4.本Blog記載内容の著作権はhammerに帰属します。Blog自体はリンクフリーですが、引用される際は適切な引用をお願いいたします。記載内容に関しては私の所属するまた過去に所属した組織とは一切関係ありません。また、コメントは現在受け付けておりません。

 

以上、長くなりましたがご理解いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【2018/1/21追記】この度、渡航にあたって必要となるであろう事前準備や生活立ち上げに必要な情報に絞ることいたしました。一部の過去のエントリー(オファーをもらうまでの情報、入学後の授業の様子等)は削除しております。

外国人登録(GNIB)

*注意*

最新情報は必ずご自身で確認してください。

 

アイルランド在留日本人の生活立ち上げにおける最大の山場は外国人登録(GNIB)です。これが完了すれば生活立ち上げは終わったも同然です。いくつか注意点を書きたいと思います。

 

1.登録に必要な書類
渡航準備ー現地での外国人登録に必要な書類の準備でも書きましたが、以下のとおりです。
(1)パスポート
(2)学校からのレター(日本国内とアイルランド国内の住所が記載されたもの)
(3)アイルランド国内の銀行の残高証明書(3,000ユーロ以上)
(4)海外旅行保険(留学保険)を締結したことがわかる書類
(5)登録料300ユーロ ※クレジットカードかデビットカードでの支払いのみ

これは変更になる場合もあるので、必ずGardaのHPを確認してください。

 

2.登録方法
一般的には以下のような流れです。場所はGNIB(13/14 Burgh Quay, Dublin 2)となります。

(1)書類をすべて持参して受付、整理券を取りに行く。
(2)整理券順に登録を受け付けるので、番号を呼ばれたら係員に申請書を提出。その時点で300€を支払う。ちなみにこの際にパスポートを一旦預ける。
(3)その後指紋採取場に呼ばれるので、すべての指の指紋を採取される。その後GNIBカードとパスポートを受け取る。

 

【注意事項】
(1)8時半以降に整理券を受け取ることができるが、1日の受付人数が決まっているため、早朝から並ぶことを強く推奨。

(2)所要時間は人による。運が良ければ3時間程度、そうでなければ12時間かかる。
(3)申請書担当の係員によっては変わった質問をされる場合もあるが、冷静に回答する。
(4)TCDのGlobal Roomが学生向けに席を確保してくれる日があるのでそれを利用するか、学生の少ない8月中に終わらせるように調整する方が良い。

 

私は、TCDが席を確保してくれた日に授業を早退して登録に出向きました。そのためかスムーズにすみました(と言っても4時間待ちましたが)。特に2015年は10月に学生ビザ(語学学校生)の変更があるためか、9月に申請者が殺到したようです。同級生が2回並んだものの、人数制限のためいずれも登録できなかったと言っていました。

 

なお、2016年9月よりWebサイトで予約する形式になっているようです。

プレセッショナルコース(事前英語準備コース)

大半の日本人MBA生が現地で受講されるであろうプレセッショナルコース(事前英語準備コース)についてです。ノンネイティブ向けに英語の準備コースが開催されます。English for Academic Purposes(以下、EAP)という名前で呼ばれることもあります。プレセッショナルをなぜ「現地情報」で書くかというと、私や他の人の経験談から判断して「英語準備は渡航前に行うべきであり、現地ではあくまでその復習や生活立ち上げの準備、ネットワークづくりの一環として割り切る方がよい」と考えるからです。あくまでコースのための準備というよりも現地適応のための一環であると割り切った方がよいです。
ちなみに私はTCDではなく、Dublin City University(以下、DCU)の提供するEAPコースに参加しました。TCDについては他の人の経験から聞いたことを元に書きますが、ご容赦ください。

 

1.プレセッショナルで本来提供される内容(HPより)
2.実態のプレセッショナルで行われる内容
3.それでもプレセッショナルに参加した方がよいと考える理由
4.【蛇足】DCUを受講した際のメリット

 

1.プレセッショナルで本来提供される内容(HPより)
TCDでは、2015年度は”Summer English for Academic Purposes”という名前で提供されていたようです。HP上書かれている内容は以下の通りです
対象受講者:”IELTS 5.5 (with no individual band less than IELTS 5.0) or 550 TOEFL (196 CBT / 69 IBT) or above”の”students engaging in third or fourth level education, whose first language is not English”
ゴール:”focus on the development of spoken and written academic English”

具体的にどのようなことを実施し、できるようになるのか(例:2,500wordsくらいのエッセイが書けるようになる、正しい文献の引用の仕方を身につける等)は書かれていません。

 

ちなみにDCUのHPにはこのように書かれています。
対象受講者:”students, academics and lecturers who seek to improve their English language ability in the field of education”
ゴール:”acquisition of skills required to perform in an English-speaking academic environment across subject areas which are generally encountered in a university setting”
実施内容:
“Participating in tutorials and seminars, Answering examination questions, Listening to lectures and note-taking, Organised note-taking, Giving presentations, Developing reading skills for academic purposes, Research study reading, Presenting academic papers, Academic writing (essays, reports, reviews), Citation, referencing and avoiding plagiarism”

TCDより具体的には書かれていますが、本当にそれが授業の中で実施されたのかについては次に書きたいと思います。

 

2.実態のプレセッショナルで行われる内容とそれに関するコメント
TCDについては私は受講していませんが、過去のOB・OGや同級生の意見を総合すると以下のようになります。
・授業に直結する内容かというとそうでもない。また、英語力の底上げに繋がるかというとそうでもない。
・確かに授業でいい内容も話しているが、それらがまとまっている感じではない。
・役には立つ内容も含まれているが、費用対効果がよくない。
・こちらが期待している内容(Writingスキルの習得等)を要望しても、講師には講師の考えもあり受け入れられなかった。

 

DCUに関しては私の感想を交えて書きます。
・実施内容に関して表面的には行われたが、きちんとしたカリキュラムに沿って行われたかというと疑問。例えばPresentation、Writing、Note Taking等講師がその方法論をきちんとレクチャーして、受講者に対して練習をさせるといったような工夫はあまり見られなかった。
・また各スキルについても十分練習できる機会があったとは言いがたい。Presentationについては自分の意見や考えをまとめて発表するようなものではなかった。Writingの宿題が課されたが750words程度と少なすぎる。また提出したが、講師からのフィードバックがなかった。
・使用テキストの宿題として文法や単語が毎回課されたが、答え合わせに関する時間が長すぎる。解答を配布して疑問点だけ質問させる等効率的な運営方法があったと思う。
・上記について別の受講者とともに学校側に申し入れを行い、多少は改善された。ただし大幅な改善は見られなかった。
・DCU側を弁護すると、想定受講者よりもmatureな学生が集まりすぎたかとも考える(Ph.DやMaster)。何名かの受講者が授業に満足できずに、途中で去っていった。ただし講師の力量で何とか軌道修正はできたのではないかとも考える。
・今後エッセイを書く上で有意義なホームページ等を紹介してもらえたのはよかった。

 

3.それでもプレセッショナルに参加した方がよいと考える理由

「何だ、意味ないじゃないか」と言われそうですが、プレセッショナルには参加した方がよいです。理由は以下の通りです。

(1)生活立ち上げを並行して行うことができる
アイルランドではVISAは不要な代わり、外国人登録を行う必要があります。そのための準備(家探し、銀行口座開設)には時間を要し、少なくとも1ヶ月は必要です。プレセッショナルは大体1ヶ月程度ですので、その準備期間にぴったりです。プレセッショナルは遅くとも14時過ぎには終わりますので、生活立ち上げを並行して行うことは可能です。宿題が出るといっても本コースよりも断然余裕があるので、街の様子を理解するには十分余裕があります。

(2)ネットワークづくり
プレセッショナルの人数にもよりますが、知り合いを作ることができます。講師は大抵アイリッシュですので、現地の生活に必要な情報(治安や病院等)を聞いてみるとよいでしょう。親切に教えてくれると思います。また、大抵の日本人学生はプレセッショナルに参加しますので早めに顔合わせができます。他学部の外国人学生とも知り合いになることができるでしょう。

ちなみに私はDCUでしたが、ドイツで法学博士号取得をめざす台湾人と親しくなりました。彼女には体調が優れない時に随分助けてもらい、感謝しきれないです。また、DCUの日本人学生(学部)の方とも知り合いになりました。自分よりずっと若い学生さんが志を持って前向きに勉強している姿を見ると、こちらも勇気付けられます。

 

4.【蛇足】DCUを受講した際のメリット
2.で授業内容についてはかなり辛口のコメントを書きましたが、それでもメリットはありました。DCUはLanguage Servicesを学校の一組織として運営しているので、窓口の対応の良さ、各種オプションや課外アクティビティの充実度等TCDに勝る点も多いです。

(1)窓口の対応の良さ
問い合わせやクレーム等への対応が早いと感じました。私が申し込み前に問い合わせた際のレスポンスも早く、丁寧でした。また、私が別の受講者とともに授業内容に関する申し入れを行った際も、速やかに改善をしようとしてくれました。また、他の受講者の方(日本人学部生)から聞いた話ですが、DCU経由で手配したホームステイ先でトラブルがあった際も同様に対応してもらえたようです。

(2)各種オプションの充実度
私は利用しませんでしたが、宿泊先(ホームステイ、夏の場合は学生寮も可)の手配も申し込み時に一元窓口で対応してもらえます。また、DCUの語学留学生として即時に学生証を発行してもらえるので、その期間中は街で買い物をする際や観光する時に学割を受けたり、Student Leap Cardを入手したりすることも容易になります。

(3)課外アクティビティの充実度
夏に限定していますが、平日の夕方や土曜日に課外アクティビティもあるようです(一部有料)。私は参加していませんが、例えばジャイアンツ・コーズウェーツアーをDCUがアレンジし、一般のツアーよりも安く参加できるようです。また、Conversation Classが週1回1時間あり、会話を強化したい方は無料で参加できるようです。クラスメートの韓国人が通っていました。

(4)学校の設備
TCDの場合は年によってはとても古い校舎で実施することもあり、外よりも寒いことがあるようです。DCUは設立して30年程度の大学ですので設備は新しいです。また、TCDは観光スポットなので観光客がわんさかいますが、DCUはそのようなことはなく落ち着いています。学内に少し大きめのコンビニがあるので、休憩時間にちょっとしたものを買ったり等も可能です。DCUのスポーツセンターについても有料ですが格安で利用することができるようです。

 

長くはなりましたが、「英語力向上には期待できない」が、「生活立ち上げやネットワークづくり等総合的な局面から」プレセッショナルの受講を推奨します。アイルランドは生活立ち上げ(家探しと銀行口座開設等)に時間を要するため、本コース開始前の1ヶ月以上前に渡航する必要があります。これらすべてが順調に行く人は少なく、体調を崩す等現地でいろんなトラブルに遭遇したり、本当にやっていけるのか等自信をなくしたりすることもあります。そのような時に知り合いが少しでも多い方がよいですし、余裕を持って現地に溶け込む一つの手段としてプレセッショナル受講は有効であると考えます。ダブリンは語学学校がたくさんあるので、それらを受講するのもよいでしょう。

アイルランドの携帯電話を持つ

大事なことを忘れていました。アイルランドに到着後、携帯電話を準備する必要があります。渡航準備ー何を持っていくのかにおいても書きましたが、SIMフリーの携帯電話を準備しておくとよいでしょう。ただし、現地でも購入することもできます。こちらではPrePayが一般的でSIMのみ購入してトップアップし、自分の携帯電話に挿して使うというのが一般的です。日本のような契約形態(BillPay)もできるようですが、1年で帰国するのであれば上記のプリペイドタイプの方が良いようです。

 

ちなみにここ数年の日本人MBA生はThreeいう会社にすることが多いです。
Three.ie
2015年8月時点のプランでは、20ユーロ/30日でデータ通信が使い放題になります。こちらでは日本のLINEのようなWhatsAppというアプリを使って連絡(テキストメッセージ、音声通話)を取り合うことが多いので、データ通信定額というのは助かります。データローミングも対応可能で、他国で利用した場合は20ユーロの中から金額が引かれていきます。

 

また、私は一度現地で電話の機種変更をしたのでSIMの変更が必要になったのですが、ThreeのSIMからThreeの別のSIMへの変更であれば、電話番号は変更になりません。お店に行って代替用のSIMをもらい、Threeのwebサイトから手続をする形になります(24時間弱かかるようです)。

 

SIMは空港でも購入することはできますが、Dublin1のHenry Streetでは主要な携帯電話プロバイダーが出店しているので、家の電波状況や他社(VodafoneやMeteor等)プランを比較しながら選ぶこともよいと思います。SIM自体はタダでもらえますので、仮に会社を乗り換える場合でも簡単です。その場合はおそらく電話番号が変更になるのではないかと思います(詳しくは携帯電話プロバイダーの店員さんに聞いてみましょう)。

アイルランドの銀行口座開設

家探しが終われば銀行口座の開設です。口座開設に必要な書類は銀行ごとに異なります。私はAIBで作りましたので、AIBの手続について記載します。銀行についてはAIBかBank of Irelandのどちらかを選択することになると思いますが、AIBの方が年齢関係なく学生口座の口座維持管理手数料が無料等のメリットが多いので、AIBにしました。
Allied Irish Banks: AIB Personal Banking

  

1.口座開設に必要な書類(2015年8月時点)
(1)学校からのレター
offer letterではありません。学生の氏名や日本の住所、アイルランド国内の住所が記載されたレターが必要になります。TCDの場合はRegistrationを行えば、ポータル(My.TCD)からも出力できますが、私の場合はdeferしたためかうまくいかずMBA事務室にお願いしてレターを書いてもらいました。
よくわからなければ事務のご担当者に相談して「銀行口座のためのレターを書いてほしい」とお願いすればよいと思います。

(2)パスポート

 

2.口座開設の方法
(1)口座開設日を予約する
支店に出向くか電話をして口座開設日を予約します。特に学生が渡航するピーク時は当日口座開設を行うことができないことが多く、ひどい場合は1週間待ち等になるようです。特にシティーセンターの支店は混み合いますので、少し郊外にすると予約は取りやすくなります。

 

(2)銀行に来店する
予約した日時に1.の書類を持参して手続を行います。口座番号等は当日もらえます。またインターネットバンキング、テレフォンバンキングの設定は口座開設とは別になるので、その場で実施したい旨を行員さんに伝えましょう。銀行の電話から行いました。翌日から口座残高をインターネットで見たり、日本の口座から送金したりできるようになります。

 

(3)カードとPINコード等が届く
その後カードとPINコード、インターネットバンキング等を設定した場合はその通知書が別々に届きます。私はカードは2営業日後、PINコードは3営業日後に届くと言われましたが、PINコードは3営業日後でカードは1週間以上かかりました。心配な場合はお客様窓口に電話してみましょう。

 

(4)入金と残高証明書の発行
外国人登録(GNIB)に必要な3,000ユーロ以上を口座に入金し、残高証明書の発行を依頼します。海外送金をするか現金の人は支店に持ち込んで、入金しましょう。残高証明書の発行はwebから申し込んで郵送してもらうこともできますが、支店でその場で発行してもらうこともできます。

家探し(10/1追記)

渡航してまず最初にするべきことは、家探しです。TCDの学生寮は5月末に退去しなければならず、8月末まで授業があるMBA生には不向きです。渡航準備ー仮の宿の確保でも書きましたが、ダブリンは慢性的な住宅不足に陥っており、なかなか家が見つかりません。また、渡航準備ーお金の話でも書きましたが、家賃も高額かつ毎年10%~20%値上がりしているようです。TCDの近くで借りるとなると家賃はハウスシェア、フラットシェアで個室の場合は600ユーロ~、個人で借りる場合は1000ユーロ~が相場のようです(2015年8月時点の場合)。そんな中で家を見つけるのは容易ではないですが、主に2つの方法で家を探すことになります。

 

1.インターネット

(1)Daft

アイルランドでの家探しはDaftがすべてと言っても過言ではありません。
Daft.ie

 

ここに出ている物件に応募して内覧を行います。TCDのMBAの方はグループワーク等で毎日遅くなる可能性もあるので、できる限り徒歩圏に住むことをお勧めします。治安も考えてDublin2、4、6が良いようです(ただしこのエリアでも治安がよくない場所もありますので、必ず現地を確認しましょう)。

学生・社会人含めて人の動きの多い8月下旬~9月上旬は激戦になります。渡航準備ー仮の宿の確保でも書きましたが、私費の学生かつアジア系であればかなり苦戦することを想定してください。Daftで応募したとしても返事が来ないことも多いようです。私は「2.人の紹介」で家が決まったので、このDaftで家を決めた同級生・卒業生からのアドバイスを記載します。

 

①早めに渡航する
(この方の場合は)7月に渡航したので、ピーク時期から外れており決まりやすかった。

 

②条件を決める
・ある程度条件を決めたら、その条件をDaftに登録する。新規の物件が登録されたらメールで通知してもらうこともできる。スピード勝負であるので、いい物件が登録されたらすぐ応募する(出国直前から登録して、日本国内からメールでやりとりし現地ですぐ動けるようにしておくこともできる)。
・妥協することも大事。最初は日本のアパートのような一人部屋で探していたが、予算等が折り合わないこともありフラットシェア・ハウスシェアで探したらよい物件が見つかった。

 

③応募する際は詳細プロフィールを書くが、女性の場合は書き過ぎない
年齢、性別、国籍、学生か否か、性格(静かで綺麗好き等)、趣味等を書いて応募するが、女性の場合は変なお誘いのメールが来ることもあるので書き過ぎない。

 

④Professional only(社会人のみ)であっても、受け入れられることもある
社費の場合はその旨を、私費の場合であっても十分な留学資金があることを力説する(当日日本の銀行の残高照明を持参する等)ことで、内覧に来てもよいというお返事をいただけることもある。特にシェアの場合は、相手方が気にしているのはきちんと家賃が支払えるかというお金の問題ではなく、年齢層の場合もある。

 

(2)現地日本人向けサイト(Irl-MixB)

ごくたまにしか更新されていませんが、現地日本人向けのサイトもあります。こちらでは物の売買等の情報も掲載されます。私はトースターを安価でお譲りいただきました。

Irl-MixB

 

2.人の紹介
国籍問わず現地の方の知り合いがいると、物件を紹介してもらえることもあります。私はそのケースで、自分が入学する前の年の日本人の方が住んでおられたところに住んでいます。私はdeferしたため前の代の方々とも面識があり、幸運にも紹介してもらうことができました。その後諸事情により引っ越しましたが、そこも同級生からの紹介です。

家探しをしている間は、現地の知り合いに「家を探している」旨をアピールするとよいとでしょう。紹介物件については数は極めて少ないですが、運が良ければ物件は見つかります。しかも好条件であることは多く、いい物件ほど市場(Daft等)には出回りません。ただしアイルランドは信用社会なので、ちょっと話したことがある程度の知り合いであればなかなか紹介してもらえないかもしれませんが、何もしなければ何も得られません。

 

内覧の際は聞くべきことをメモとしてまとめていく方がよいです。特に確認すべきポイントは以下のとおりです。
(1)家賃以外の費用
具体的には家賃にはどこまで含まれているかです。一般には、電気代、冬の暖房費、水道代、ゴミ代、通信費(Wi-fi)が別なのかどうなのかを確認するべきです。特にシェアの場合はどのように分担するのかは重要です。電気代については古い物件の場合は漏電等で高額(100ユーロ以上/月)になる場合もあるようですので、大体どれくらいかは聞いてみた方がよいと思います。


(2)契約内容やルール
契約内容について特殊な事項がないかは聞いてみましょう。シェアの場合はシェアメイトとなる方々の人柄もそうですが、どのようなルールがあるのか(掃除や消耗品の購入・分担方法等)も確認すべき点になります。


(3)設備の確認
水周り(水漏れの有無やすぐに温かいお湯が出るのか 等)や台所(コンロ等が壊れていないか)をよく確認しましょう。

 

私の場合はすぐに決まったので苦労はしておらず偉そうなことは言えませんが、家探しは人によってはとても苦労されますし、今後の銀行口座開設等のスケジュールにも影響します。心して臨んでいただければと思います。また、住所が決まり次第、日本大使館への在留届を提出しましょう。ちなみにインターネットからでも行うことができます。

ORRnet

 

現地での健康管理(9/21追記)

アイルランドは日本と違い四季で気候がはっきり分かれている国ではなく、夏でも肌寒く時にはコートを着る日もあります。MBAの方は日本の暑い時期に渡航する方が多く、環境の変化により体調を崩しやすいと思います。私は昨年渡航前の無理がたたって渡航直後に体調を崩し、入学を1年遅らせることになりました。

また、今回2度目の渡航時も悪い食べ物を2回食べて(いずれもアジア料理、油が合わなかった)、体調が悪くなりました。特に2回目に悪いものを食べた時は、2回目ということに加え夫が帰国した直後で心細さもあり、心身ともにかなり不安定でした。周囲の方々のご支援のおかげで、今は体調は回復しています。前置きが長くなりましたが、何事にも健康第一ですので、現地での健康管理(一般的な健康管理、現地での医者のかかり方)について書きたいと思います。

 

1.一般的な健康管理
(1)極力自炊する
費用的な問題(アイルランドは外食が高額である反面、自炊は安価)に加え、健康管理上自炊した方がよいです。外食は油が強いものも多いです。後述する医者にも「ダブリンの炒飯の油はよくないから、私も食べないようにしてる」と言われました。
 野菜…スーパーで安価で手に入ります。
 肉…市販の肉やベーコンも脂がきついものもあるので、炒める際は油はいらないくらいです。煮物はなるべく下茹でする等した方がよいと思います。
 魚…種類は少ないですが、スーパーで売られています。海辺のHowthでも新鮮なものが手に入るようです。
 調味料(醤油等)…アジア系の食材店のみならず、市内のスーパーでも手に入るものはあります。めんつゆのようなものは大変高額ですが、醤油はそうでもないです。
 水…飲料できる程度の質です。気になる方やお腹を下しやすい方等は、煮沸するかミネラルウォーターを購入した方がよいでしょう。

外食でも対応できる人も、油が強いものばかり食べると体重が増加しがちになりますので注意しましょう。

 

(2)適度に運動する
日本とあまり変わらないかもしれませんが、歩いたり家でストレッチをしてみたり等です。またTCDの学生はスポーツクラブを使えるので、リフレッシュも兼ねて利用してみましょう。

 

(3)日本語に触れる環境を作る
私個人の意見ですが、MBA生は英語を学びに来ているわけではないので、英語だけの環境に身を置くことに執着する必要はないと思います。意外と日本語に飢えている人は多いです。

 

①定期的に日本の家族や友人とSkype・LINE等で会話する
渡航準備でも書きましたが、最近はインフラが整えば無料で会話することができます。

 

②現地で日本人の友人を作る
気のおけない日本人の友人を作ることは重要です。MBA仲間でもよいです(単に日本語で話ができるだけではなく、留学中の悩みを相談・共有できればベストです)。FacebookJapan Ireand Social Groupというグループがあり、毎週水曜日夜にダブリンの日本居酒屋で日本人と日本に興味のある現地人の集まりがあるようです。

 

③日本語ニュース等を聞くことができる環境を整える
最近はインターネットで何でも手に入る時代ですが、それでも外国であれば限られています。インターネットwebサイト等で日本語ニュースやテレビ番組、ラジオ番組等が視聴できるサービスを利用してもよいと思います。
以下はMBAの同級生に紹介してもらったwebサイトです。
NetTV-News on the web
また、スマホアプリに"Tuinein Radio"というものがあり、日本のコミュニティFMを聴くことができます。NHKも以前は提供していたようですが、2015年9月時点では一部のニュースのみ等です。また、日本大使館の広報文化センターでも日本映画のDVDを視聴できるようですので、利用してみても良いかもしれません。

 

ちなみに私はプロ野球好きで日本では夕食の準備をする時に、野球中継をかけていました。こちらに来てからは贔屓球団の視聴サービスを契約してBGM代わりにiPadで流しています。また、好きなラジオを録音して夫にDropboxで共有してもらっています。コースが始まればそのようなことを考える余裕もないかもしれませんが、あるのとないのとでは気分は違います。

  

(4)無理をしない
気が休まらないことも多いと思いますが、疲れているなと感じたら無理をせずにゆっくり休むことです。

 

2.現地での医者のかかり方
前述の通り私は2回悪いものを食べて、体調を崩しました。現地で知り合った台湾人の友人経由で現地の方に病院を紹介してもらいました。良いGPでしたので、参考までに共有しておきます。ここのGPは紹介いただいた現地のアイリッシュに加え、ダブリン在住歴が長いポーランド人の方もいいとおっしゃっていました。私自身も信頼できるお医者さんであると感じましたので共有しておきます。TCDからは少し離れますが、Drumcondra駅の近くでバスが多い幹線道路沿いですので、南側からでもアクセスがよいです。

Drumcondra Clinic

(1)流れとよかった点等
①電話で予約して訪問します。比較的アポイントはすぐ取れました。
②受付で個人情報を記入する紙をもらって、記載し、受診料(50Euro;現金か小切手のみ)を支払います。
③診察で聞かれることは日本と同じです。既往症(両親含む)や服用している薬等がまず最初に聞かれます。私の場合は女性のドクターでした。
④人種や体型(私の場合はアジア人で痩せ型)を配慮して、薬の量も減らすよう配慮してくれました。

 

(2)注意すべき点(本GPに限らず)
①なるべく症状を紙にまとめて行く方が、間違いなく伝えられます。また保険請求をする場合は、受付で診断書を書いてもらうよう伝えましょう。保険会社は基本的に領収書と診断書がセットのはずです(保険会社ごとに要確認)。
②早口であったり、専門用語が分かりづらい点もありますので、誰かと一緒に行く方が良いと思います。
③薬は薬局で受け取ることになりますが、薬局に行く前に日本語のページで薬の成分等はチェックした方が良いです。学割がきく薬局もあるようです。

 

なお、学校が始まれば構内TCDのクリニックは無料で受診できるようですが、待ち時間が長かったりするようです。過去の卒業生によるとこちらのお医者さんもまともだとのことです(今はどうか知りませんが)。またGPについては現地の方の評判を聞いて事前に把握しておくことや、ちょっと具合が悪い時に様子見がてら、かかってもよいと思います。